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スマホ、タブレット、パソコンのストレージ戦略(Apple 端末)

スマホタブレット、パソコンを購入するときに、ストレージをどうするかというのはいつも迷います。

そこで、私の所感を、備忘録を兼ねて共有しておきます。時代によって変化するので、 2020 年版とします。

勿論、使い方によって必要な容量など変わってしまうので、これが正しいというわけではありません。悩んでいる方の最後のひと押しくらいになればと思います。

そもそも容量が多いに越したことはない

当たり前のようですが、容量が多くて困ることはほぼ無いと思われます。全てを使い切る義務なんて言うのはありませんからね。予算が無限の人は最大容量のものを買えばよいです。

容量が多いモデルを選択するときに、悩む理由は値段でしょう。したがって、ここでは、空き容量に余裕をもたせながら値段を抑える方針とします。

スマホの容量

結論:128 GB くらい欲しい

今回は iPhone での話になります。 iPhone は SD カードを入れる場所がないため、物理的には容量を拡張できず、クラウドなどを活用することになります。

私の場合は、カメラで撮った写真を 200 枚程度保存しており、その他は2段階認証用のアプリとか、パズルゲームとか、天気や路線、電子決済などの生活に必要なアプリを入れています。これとシステムで既に 30 GBを使用しています。

私は、写真撮影に Pixel も使っているため、写真 200 枚は少ないほうだと思います。しかし、よく出かける方はもっと撮影されているでしょう。数千枚ほどでしょうか。また、ゲームを複数入れてスマホでよくゲームする場合もあるでしょう。こういった要素があると、64 GB に到達してしまうのは時間の問題です。

注意していただきたいのは、記載されている容量の全てが、写真などの自身のコンテンツに使えるわけではありません。最初から入っている iOS やデフォルトのアプリケーションでいくらか容量を使ってしまっているため、実際に使えるのは記載の容量を下回ります。

また、容量ビッタリを使い切ることはまずなく、限界付近に到達した場合は、要らないデータなどを頻繁に消したりしながら新しいデータを入れることになります。これは結構なストレスになります。容量ギリギリになりそうな場合は、1段階上のものを選択するのが良いと考えています。

128 GB まで増やせば大体の場合は大丈夫ではないでしょうか。

タブレットの容量

結論: 256 GB くらい欲しい

いろいろな用途があると思いますので、私の使い方を挙げます。

iPad で行っていることは、書籍アプリで読書をする、ゲームをする、イラストを描く、などです。ゲームは1つ 10 GB くらいの容量を使用する場合も多く、複数入れると結構ストレージを圧迫します。また、書籍アプリに沢山のデータを入れておくと、それも数十GBくらい使うことになります。

使い方によっては、 128 GB モデルでも良いかもしれませんが、なにか新しいことを始めようとなった場合などを考えて、 256 GB あったほうが安心できそうです。

あるいは、沢山のデータを用いてメディアクリエイトを行ったりする場合は、 512 GB も選択肢に入れてるのもありかと。 iPad で動画を作成されている方もいらっしゃるようです。

パソコンの容量

結論: 1TB くらい欲しい

これも用途が様々ですね。 YouTube を見るだけしか使わないという人は 256 GB くらいの容量を選択しても良さそうです。

スマホタブレットと比べて、外部ストレージを用いやすいため、しばらく使わないデータなどを外に出してやることができます。それでも、私は 1TB くらいあったほうが良いのではと考えています。

私の場合、プログラミングの開発環境を色々入れたり、音楽ソフト、音源、イラストソフト、 Adobe CC などを入れています。こういったシステムの内部に保存されるようなデータは、外に出すことが現実的ではありません。したがって、パソコンの容量を使用します。

外部ストレージを使う場合、データのやり取りを行う場合に、一旦はローカルストレージを使用する場面というのは出てきます。パソコン自体の容量がギリギリだと、そもそもデータのやり取りが上手く行えなかったり、何回かに分ける手間などが発生します。数十〜数百くらいは余裕をもたせておいたほうが良いように思えます。

パソコンの容量がいっぱいになったとき、データを整理するのは大変です。使わなくなったデータがどこかに有るか探したり、このデータは必要かと1ファイルずつ見ていくのは根本的な解決になりにくいはずです。アプリとデータが密に結びついていないための難点です。

これらのことを考慮して、512 GB、できれば 1TB という結論です。