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OS X Mavericks にアップグレードした

自宅で使っている MacBook Pro 15inch (Late 2011) の OS を Lion から Mavericks にアップグレードしたので,少し使ってみた感想などを説明したいと思います。

CPU とメモリ

CPU の使用状況はそこまで変化を感じませんでしたが,メモリは使用状況が著しく変化しました。
最初は,アクティビティモニタを見ていて,使用済みメモリの数値が急激に上昇していたので,メモリを大量に使っていてすぐスワップしそうだと思いましたが,どうやら仕様のようです。
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使用済みメモリの内訳が,以下の 3 つに分類されています。

  • アプリケーションメモリ
  • ファイルキャッシュ
  • 確保されているメモリ

増え続けているのはファイルキャッシュのみで,使用済みメモリが容量の限界に近づいてくると,ファイルキャッシュをいくらか解放するのを見ました。
Lion や Mountain Lion で確保中となっていたのはおそらくアプリケーションメモリと確保されているメモリの合計で,それら自体は減ったように思います。
どうやら,メモリを最大限使えるように工夫しているようです。
Twitter を見ると,メモリ使用量が増えたという意見と,減ったという意見があったので,搭載メモリ量による違いではないかと思います。

暴走

アクティビティモニタを見ていると, installd と storeagent というプロセスがメモリや CPU を食い荒らしているようで,プロセスの強制終了をしましたが,たまに心当たり無く現れるのでとても不安です。

デュアルディスプレイ

自分は Mac の中でデスクトップを 10 個作っています。ディスプレイを繋いだとき,新たに「デスクトップ 11」が作られました。
Mavericks 以前の OS では,デュアルディスプレイにしたとき,個別でワークスペースを変更できなかったので,あまり恩恵を受けていませんでしたが, Mavericks にして,独立にワークスペースを変更できるようになったので, 1 つの作業を表示しながら他のことをするのに都合が良くなったと思います。
ただ,隠している Dock が出てきにくくなった気がします。

iWork

最近(2013/9 以降?)発売された Mac を買って Mavericks にすると iWork が無料になるようで,自分の MacBook ProMacBook Air では有料でしたが,借り受けている Mac で Mavericks をインストールすると, iWork が無料で手に入りました, App Store のアカウントを同じにしておいたので,自分の Mac にも無料で入れられました。

Finder タブ

言うまでもなく非常に便利です。今まで無闇に大量の Finder を起動していたのがすっきりします。なぜ今まで無かったんだろうという気分ですね。
WindowsLinux も使っているので,早く標準でこの機能を搭載してほしいものです。

マップや iBooks など

あまり使おうと思っていないので省略します。

全体的な評価

まあ,インストールに失敗しなかっただけでとても良かったと思います。謎のプロセスの暴走が非常に気がかりですが,それ以外は良いと思います。